修廣寺のあたり | 川崎市 | 近くの細道10

2023年の2月、久しぶりに近くの細道へ。

陽の光は暖かかったものの風は冷たく、まだまだ冬のある日のこと。

柿生・修廣寺

実は周りには年々の開発により住宅街が押し寄せてきているのですが、お寺に続く道はだいぶ整備はされているものの山道の風情が残る道です。冬の緑の一角を占める竹の葉っぱの色と陽光に炙られた(?)少し土臭いにおいは子供の頃と変わらない感覚です。

柿生・修廣寺

修廣寺は長い歴史を持つお寺。幼い頃友人と友人の母親と一緒に来た時の佇まいのままです。仁王像の目の光がえも言われぬ「気」を放っているようです。

柿生・修廣寺

お寺の墓地を通って片平側の方へ降りていく山道の途中からは、そう遠くないところに住宅やマンションが見え、車の走行音や街のさまざまな音が耳に入ってきます。

柿生・片平川

山道を降りるといつもの片平川沿いの道へ。いつかこの川の底面のコンクリートがなくなって鮒が泳ぐ景色を想像しました。

SONY NEX-5N

今日のお供のカメラ

カメラ: SONY NEX-5N
レンズ: SIGMA Art 30mm F2.8 DN(Eマウント用)

久しぶりにシグマの単焦点レンズを持ち出しました。かつて同社のDP2というコンパクトカメラを使っていた時に気に入っていたため、付属のレンズとほぼ同じと噂されたソニー用のこのレンズを手に入れました。生産終了の後だったため中古相場が鰻登りになり玉がなくなり始め、外装の程度が悪かったものを慌てて手に入れたのが思い出です。

公共交通機関でのアクセス

柿生駅(小田急線)北口、県道3号世田谷町田線を経由して「夏蒐山修廣寺緑の保全地域」を目安に(徒歩20分〜)。

※現地は舗装された公道だけではなく自然保護区域内の脆弱な畦道・山道もありますので注意して通行しましょう。また地元の方に迷惑をかけない撮影を心がけましょう。

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写真士Takiguchi Takumi
商業的立ち位置(禄の一部)も抱えつつ、これからもいつまでも写真の世界で自由にさすらい成長していく思いを「士」の一字に込めて「写真士」と名乗っています。実は音楽(クラシックピアノ)の試行錯誤も同じくらい年数が経っています。どちらもこの先ゴールは...見えるのかな?