冬の晴天がしばらく続いていましたが、久しぶりに雨が降りました。例年、乾燥した冷たい風が吹くことが多いこのシーズンとしてはしっとりとした景色を見ることができそうです。さっそく近くの里山に出かけました。
南天の実のあざやかな色は、地味になりがちなこのシーズンの色彩の中では格別に目を引きますね。畑の土も久しぶりの雨の後ということでいっそう黒々として見えました。
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代官坂は思った通り落ち葉がしっとりとした色合いを見せていました。しかし、写真には写りませんが雨後のこの地域の山道はとても滑りやすいので、いつもにまして足元に気をつけながら進みます。代官坂という地名からも古くから存在している道のようですので、旧鎌倉街道やその他の街道をつなぐ連絡道のような役割を果たしていたのかしら、などと想像しながら坂を下りました。
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代官坂を下ると人家や舗装された道が見えます。そこを渡った先には整備された小山田緑地があります。今でこそよく整備された公園の風情ですが往時には当地を支配していた小山田氏の武士たちが乗るための馬の牧場などもあったそうです。
小山田緑地のへりに着いた時には日が暮れ始めました。少し先を急ぎます。
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小道の脇にはトンボ池というよく整備された池があるのですが、なぜか2羽と1匹が見つめあっていました。邪魔しないようにそっと通り過ぎました。
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黄昏時の光はどんどん変化していきます。その変化の中で一瞬綺麗な色を感じさせる瞬間があるのですがいまだに十分に捉えることができません。難しいですね。
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だいぶ暗くなってきました。今日は短時間の「近くの細道」でしたが充実した時間を過ごすことができました。
町田駅（JR横浜線・小田急線）→山の端バス停（バス）（徒歩15分〜）。道路は町田平山八王子線が近くを通っています。
※現地は舗装された公道だけではなく自然保護区域内の脆弱な畦道・山道もありますので注意して通行しましょう。また地元の方に迷惑をかけない撮影を心がけましょう。
今日のお供のカメラ
カメラ: SONY NEX-5N
レンズ: SIGMA Art 30mm F2.8 DN（Eマウント用）
気軽にカメラを持ち出したい時はいつものNEX-5Nの出番です。