そろそろ暖かくなり緑は伸び始め、花が咲き始めました。隙間時間ができたので近くの細道・数時間の旅へ。
八王子市の丘陵地帯、新しい街と自然が残る地帯のコントラストに惹かれて中山にやってきました。
少し空気はむっとしていて、からから空気の冬が終わったことを実感します。
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そうなると一斉に花も咲き緑が伸び始めます。
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八重桜が無心に咲き、人はいないのに人の気配を感じます。
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農地の真ん中を通る道を上っていくといつの間にやら丘陵の上に出てきました。ちょうど自然が残っている方向を望むと、戦国時代に柚木城の大石氏の領地だった頃にはこの道を武士が乗った馬が駆け抜けていったのだろうかと想像しました。
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昔のことを考えながら歩いていくと現代に引き戻される風景が待っているのがこの土地の魅力です。
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丘陵を下りていくと谷戸の面影が。往時は人や馬が休憩して水を飲んだのでしょうか。
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再び住宅地に戻って道路を渡ると仏像のような道祖神のような古い石像が佇んでいました。古の柚木街道から野猿街道に抜ける道案内でしょうか。
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野猿峠に向けて車道を登り野猿峠に着きました。峠を行きかう人に供されたかつての水飲み場の横から再び山道へ。
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ここが往時の野猿峠だったのだろうと思いにふけっていたのですが、そう遠くない所で響く車のエンジン音で今に引き戻されました。
今日のお供のカメラ
カメラ: Canon EOSKISSX10
レンズ: Canon EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM
過去に使ったことのあるEOSKISSと比べると電池の持ちが大変良くなっているのには驚きました。EOS2桁シリーズと比べると電池が小さい分不利なはずなのですが、背面液晶を多用しない使い方をすると楽に1,000枚over/ 1充電という省エネルギーぶりです。