8ヶ月ぶりに山に行こうと思い立ち、福島県は奥会津の会津駒ヶ岳に登りました。
実は、会津地域の山に登るのはこれが初めて。文献やネットの情報を参考に準備をしていったのですが、やはり普段行くことの多い八ヶ岳や奥秩父の山とは微妙に勝手が異なりますね。
登りだしは急登の連続。夜が明けてみると天気は晴れてはいないものの視界はきいています。いろいろな種類の木に囲まれたブナと隣の尾根の山肌を見ながら進みます。
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ブナの根元は雪が溶けて空間が開いています。木は生き物で体が温かということだなあ、と今更気がつきます。
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ブナだけの森というのも風情がありますが、いろいろな木が混成している中に立つブナもまた良いものです。
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上空の雲の厚さがまして、風が出てきました。少し荒れるかもしれません。雪も深くなってきたので、輪カンジキという道具を山靴にくくりつけます。輪カンジキとは雪に足が埋もれないようにする道具です。
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だいぶ高度が上がってきました。次第にブナや広葉樹たちの姿が消えて針葉樹の姿が増えてきます。
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広葉樹の葉っぱは落ちて幹や枝だけの姿と、針葉樹の深々として緑そして雪の対比が素晴らしいです。
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再び空が暗くなり、稜線に近づくと風と雪が強くなってきました。途中の深雪で予想以上に時間がかかったため頂上まで後少しのところでしたがどうやら引き返し時です。心残りでしたが急いで登ってきた足跡が消えないうちに山をくだりました。
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岩稜帯はほとんどない代わりに柔らかい雪がどっさり積もっているというこのエリアの特徴から、良く言われている山スキー(今はBCスキーというのでしょうか?)やスノーシューが有効であるということを痛感しました。
足回りにおける深雪対策は必須ですね。
(ブログから引越し)
今日のお供のカメラ
カメラ: Canon EOS60D
レンズ: Canon EFS18-55mm f3.5-5.6 IS USM