冬、福島県只見町の雪まつりがにぎやかに行われている中、楢戸沢を訪れました。
雪は積もっていたものの最近の暖冬傾向の影響によるものか、この日は例年に比べると雪が少なく見えました。
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歩き出すと小雪がちらつくものの沢の流れははっきりと見えています。
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雪の上を進み続けると見慣れた沢の出会いにやってきました。
夏には透明な水が流れていたのですが、雪の中のそれは黒々と見えます。
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雪がやんでほんの少し薄日が差してきました。遠くの山の上に人工物が小さく見えているのが何か不思議な感じがします。
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絶え間なく斜面に雪が落ちていくために山肌には木がほとんど生育できません。尾根の上の、雪に磨かれずにすむ場所だけに木が生えているという独特の景観がこの地の魅力です。多雪の作用によって作られるこのような地形は「雪食地形」と呼ばれます。
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もともと自然が深い土地ですので、森や雪や沢が影響をうけて存在している様子がとても印象的です。
薄日も間もなく途絶えてふたたび雲が覆ってきました。今日の撮影はここまでとしました。
今日のお供のカメラ
カメラ: Mamiya 645PRO
レンズ: Mamiya Sekor C45mmF2.8N, Mamiya Sekor ULDC105-210mmF4.5