2024年の春の終わり。新緑が一段落して梅雨の気配が感じられるようになってきた頃。
PCでの作業が何日も続いて体が凝り固まってきたので、それをほぐそうと時々歩くいつもの散歩道に向かいました。
ここは小規模な稜線状の地形となっており、その稜線伝いの道は東京都と神奈川県の都県境になっています。そのためでしょうか、開発からは免れて自然が残っているのですが、その両側には住宅地が迫っており、上空から見ることができれば緑がかろうじてベルト状に残っているように見えると思います。今は「鶴川尾根緑道」と言う名前がついているようです。
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大きな木の切り株。このような穴はどの様にして開いたのでしょうか。
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近くの住宅街から電車の駅に行く近道となっているためか、結構人が通ります。踏み固められた山道の様子から往来の多さが感じられます。
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谷戸(小さな谷)にはかつて下流の田畑を潤す野池が見られました。かつては野池に降りて行く道があったのですが今はフェンスに遮られて通ることはできません。ここだけではないのですが、幼少時に初めて遊びに来た頃はフェンス類はいっさいなく、自由に野山を駆け回ることができました。今となっては夢のようです。
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とは言え、林に差し込む穏やかな日の光は子供の頃に見た時と変わらないのは嬉しいですね。
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稜線から外れ、谷間を降りていきます。かつては自然あふれる谷間だったのでしょうが今は住宅でだいぶ埋め尽くされてしまいました。
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さて、仕事に戻るとしましょうか。
鶴川駅(小田急小田原線)→広袴中央(バス)→鶴見尾根緑道(徒歩20分〜)。
※現地は舗装された公道だけではなく自然保護区域内の脆弱な畦道・山道もありますので注意して通行しましょう。また地元の方に迷惑をかけない撮影を心がけましょう。
今日のお供のカメラ
カメラ: SONY NEX-5N
レンズ: SIGMA Art 30mm F2.8 DN(Eマウント用)
最近出番が多い軽量なこのセットです。