ウィスキーについてその2 スーパーニッカ | 楽しいお酒 | 番外編03

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お酒の紹介

もともと体質的にお酒には強くないのもあって、酔うことは二の次で色々なお酒を味わうのが好きです。お酒ひとつひとつの個性を味わうことは作り手の思いを知ることに他ならず、写真とは違うもののまるで優れた撮り手の想いが感じられる写真を見せてもらうことと、どこか相通ずるものを感じます。決してお酒には強くない私が少ないお小遣いをやりくりしてさまよう番外編お酒の世界の旅?の様子をどうぞ。

今回はニッカウヰスキーの「スーパーニッカ」というウィスキーです。こちらは50mlというミニボトルが売られており、経済的にはニッカ セッションのミニボトルよりさらに手が出しやすいです。

香り: 熟した果物の香りが控えめに漂うように感じました。

ハイボール: ロックと似たような印象、どこか熟したリンゴに似たような果物の香りが控えめに口の中に広がるのに加えてほのかなビターでスモーキーな香りがより一層大きく広がり味わい全体を堅実に支えているように感じられました。さらに飲み干した後も適度な余韻がそこそこ長く感じられました。

ストレート: アルコールに強くない自分にとっては一、二口が限界ですが、と断り書きをした上で。どこか熟したリンゴに似たような果物の香りが控えめに口の中に広がります。香りにともなって控えめな甘さも感じられます。

ロック: ストレートと似た印象ですが、ほのかにビターでスモーキーな香りが現れてきました。とはいえエッジの立つ感じではなくやわらかな香りです。

トワイスアップ: 意外なことにストレートで感じたような果物の香りはほとんど消えてしまい、かといって他の要素が前に出ることもないので特徴がない印象です。

トワイスアップ+ロック: ロックに15mlほど加水してしてみました。ロックの時より穏やかといえば穏やかですが、比較してみると少し焦点がぼやけたような印象になりました。このウィスキーについてはあえてこの飲み方をする必要はないかなと思いました。

全体の印象

食後のハイボールが最高でした。偏見かもしれませんがハイボールという飲み方はそこそこレベルのウィスキーを無難に飲むのに適した飲み方と考えていわゆる「良いウィスキーにハイボールは勿体無い」と考えていたのですが(ハイボール好きの皆様、ごめんなさい)、これは積極的にハイボールで飲んだ方が良いと思いました。こうなると50mlでは検証しきれないのでやはりフルボトルを購入すべきか…今後の課題としましょう(笑)。

スーパーニッカについての詳しい情報はメーカーの公式ページへどうぞ。

浮かんでくる写真

こちらのお酒を飲みながら撮影を振り返っていると頭の中に浮かんでくるのはこの写真。

こちらは「別所給水塔下の谷戸で | 町田市 | 近くの細道11」の記事からの一枚です。どういう訳か、木にあたる陽の暖かさとこのお酒の後味が自分の中で繋がるのです。

注意書き

この記事は筆者の個人的感想であり、飲酒を奨励するものではありません。未成年の飲酒は法律により禁止されています。お酒は楽しくほどほどに。

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写真士Takiguchi Takumi
商業的立ち位置(禄の一部)も抱えつつ、これからもいつまでも写真の世界で自由にさすらい成長していく思いを「士」の一字に込めて「写真士」と名乗っています。実は音楽(クラシックピアノ)の試行錯誤も同じくらい年数が経っています。どちらもこの先ゴールは...見えるのかな?